5月17日、大網白里市中部コミュニティセンターにて、「大網白里第1市民発電所点灯式」が行われました。(主催は
千葉みらい電力合同会社)
発電所の運営会社である千葉みらい電力の森田一成代表社員は、「今日お集まりいただきました皆様をはじめ、多くの方々のご協力でこの日を迎えることができました。御礼申し上げます」と謝意を述べた後、「千葉みらい電力は特定非営利活動法人自然エネルギー千葉の会を母体に設立されました。この発電所自体は小さいものですが、市民主導・地域主導の発電所には大きな可能性があります」と述べました。
協力者からの発言として、自然エネルギー千葉の会顧問で、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所主席研究員の松原弘直さんは、「経産省の設備認定を調べると、大網白里市全体では6メガワットの太陽光発電所があります。この市民発電所のようなコミュニティパワーが拡大することを望みます」と述べました。
続いて、発電所建設のコンサルタントとして関わった千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役社長の馬上丈史さんは、「今後、エネルギーの自由化が進む中で、自然エネルギーによって地域にエネルギーを供給していくことが、地域の自立にも繋がります」と指摘しました。
自然エネルギー千葉の会の川本俊司理事からは、大網白里第1市民発電所の設備概要が説明されました。当該発電所では、Webでリアルタイムに発電量がモニタリングできる「
ソーラーモニター」を採用しています。その説明を川本理事と馬上社長が行いました。
その後、参加者は現場に移動。太陽光発電所を見学するにはこれ以上ないぐらいの快晴のもと、現場をひと通り見て回りました。発電所はマックスで発電していました。
全員で記念写真
全員で記念写真を撮った後は、場所を移動して食事会を行いました。これまでの苦労話や笑い話を肴に大いに盛り上がりました。
この後、光太陽農園の佐久間晴一さんが展開しているソーラーシェアリングを見学に行くことが急きょ決まり、みんなで見に行きました。
盛りだくさんの内容となった点灯式。参加者は皆笑顔で過ごされました。未来を感じる1日でした。
なお、当日は千葉テレビさんが取材に見えられ、翌日のニュースで取り上げられました。(森田)