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    • 2022.12.11 Sunday
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    今年も大人の修学旅行をやりました

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       8月23日(土)、24日(日)の2日間、NPOえねちば恒例の夏合宿「大人の修学旅行」を行いました。



       今回は千葉県匝瑳市にあるNPO法人SOSA Project(匝瑳プロジェクト)のシェアハウス・まりりんの古民家におじゃましました。



       SOSA Projectというのは、千葉県匝瑳(そうさ)市の「アルカディアの里」を中心に、都市山村交流を通じての農作業や里山保全をしている団体と活動です。地域住民の方々と一体となって仕事を創り、Iターンを増やし、地域の文化・伝統・技術を継承し、地域のお役に立つことをしているのだそうです。



       詳しくはこちらをご覧ください。 → SOSA Projectとは?



       23日午後から、竹内良一さんを講師にTLUDストーブとロケットストーブの勉強会です。「TLUD」とは「Top-Lit Up-Draft」の略で、簡単に言うと一次燃焼で発生したウッドガスを缶の内外隙間で加熱し上部穴から噴出させ再燃焼させる方式です。



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       ロケットストーブはご存じの方も多いと思いますが、強力な吸い上げ能力を持つ煙突を持ち、焚き口から煙が出ないのが特長の簡易薪ストーブです。



       夕方は、お庭でバーベキュー。SOSA Projectの方も参加して、わいわい、ガヤガヤ、飲んだり食べたり楽しみました。しまいにゃ、花火までやってしまいました。



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      ロケットストーブ+ダッチオーブンは最強のタッグ




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       日が落ちてからのTLUDストーブの炎はとても美しかったです。



       翌日は孟宗竹を使ったロケットストーブ(竹だと燃え尽きてしまうのでその名を「あしたのジョー型」と言います)の試作、断熱材を土で代用したボルケーノ型(火山型)ロケットストーブの製作を行いました。



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      ボルケーノ型ロケットストーブ




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      竹製ロケットストーブ




       午後からは、大網白里市に移動して、千葉みらい電力が事業主体となって準備している「大網白里市民発電所」の予定地を視察しました。



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       その後は、すぐそばにある白里中央海水浴場で泳ぎました。気温は高いのですが、海水は冷たいです。もう夏も終わりですね。



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       1泊2日、とことん遊んだ(?)修学旅行でした。えねちばメンバーの皆さん、お疲れさまでした。SOSA Projectの皆さん、まりりんさん、本当にありがとうございました。(森田)

      エネルギー・カフェ2014「地球温暖化? 異常気象? 地球とエネルギーに関するエトセトラ」を開催

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         8月10日、エネルギー・カフェ2014「地球温暖化? 異常気象? 地球とエネルギーに関するエトセトラ」が開催されました。会場は千葉市にあるカフェ、トレジャーリバーブックカフェです。(主催はNPOえねちば。)

         問題提起者(メイン・スピーカー)は、国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長の江守正多さんです。

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        江守正多さん


         江守さんはプロジェクターを使って、わかりやすい図解をもとに地球温暖化気候変動のメカニズムについて説明してくれました。

         (ちなみに、プロジェクターを写すスクリーンは竹と布を使って自作し、電源は太陽光発電で充電したバッテリーを使用しました。エネルギー・カフェ初回からのこだわりです。)

         江守さんは、「温室効果ガス濃度と世界平均気温・海面水位は20世紀に急激に上昇している。20世紀半ば以降の世界平均気温上昇の半分以上は、人為起源の要因による可能性が極めて高い」と指摘します。「可能性が極めて高い」というのは、確度95%以上という意味です。

         また、2010年に合意された気候変動枠組条約(COP16)カンクン合意では、「産業化以前からの世界平均気温の上昇を2℃以内に収める観点から温室効果ガス排出量の大幅削減の必要性を認識する」とされたことを指摘しました。

         この「2℃以内」という目標達成のためには、世界全体の排出量を現状に比べて2050年までに半減程度、今世紀後半には世界全体の排出量をゼロか、マイナスにもっていかないといけないのだそうです。

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         江守さんは、気候変動関連リスクを全体像で捉えることの必要性を指摘します。気候変動の悪影響と好影響、気候変動対策の悪影響と好影響を、それぞれ精査することです。

         また、その悪影響と好影響の出方は、国・地域・世代(現在・将来)・社会的属性(年齢・職種・所得等)によって異なるので、その中で対策の合意形成をしなければいけないことを指摘します。この点が、問題を複雑にしていることがよくわかります。

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        ISEPの松原弘直さんも参加


         質疑応答では、「太陽黒点の影響は?」「温暖化ではなくむしろ氷河期に向かっているのでは?」という質問が出され、江守さんからは「太陽黒点の活動を計算に入れても、気温上昇の説明がつかない」「現在は間氷期であるが、次の氷期が来るのは3万年後」という回答がありました。

         温暖化ガス削減の対策について、江守さんは、危機を煽って大きな声を上げる運動が「独善的になり、人びとが離れてしまう可能性がある」ことと指摘し、異なる考えを持つ人たちの間での対話の重要性を強調しました。

         エネルギー・カフェ終了後、江守さんを囲んでの懇親会が開かれ、江守さんの人となりにも触れる楽しい対話が繰り広げられました。

         スタッフの皆さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした。江守正多先生、有意義なひと時を本当にありがとうございました。(森田)

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        最後は恒例の記念写真

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