「やったー、電気が点いたよ!」子どもたちの元気な声が響きます。一生懸命自転車のペダルをこいだら、LED電球、白熱灯が点灯しました。
11月24日、「おやこ電気教室 おやこで電気をつくってみよう」が千葉市幕張勤労市民プラザで開かれました。特定非営利活動法人自然エネルギー千葉の会、千葉市幕張勤労市民プラザの共同開催です。(協力:おやこカフェ幕張、ナカザト電気でんこさん)
電気教室の先生は小田切隆一さん。長野で電気工事店を営むかたわら、電気やエネルギーに関するワークショップを開いている方です。
小田切さんは、電気の特性(貯めておけないこと、必ず一定の電圧・周波数でなければいけないことなど)をやさしく解説。電気がとても便利なエネルギーであると同時に、その供給には大変な努力が注がれていることを示しました。
お勉強のあとは、実験開始。自転車を改造した人力発電装置では、ペダルをこいで発電させます。LED電球を点灯させたときと白熱灯を点灯させたときでは必要な力が違うことが体験でき、LEDが節電にたいへん役に立つことがわかります。
手回し発電機、ピコ水力発電システム「たまピコ」、ドラえもんの風力発電も実験しました。
自然エネルギー千葉の会からは、「みんなが発電機を回した力を太陽のエネルギーを使って行うのが自然エネルギー」という説明をしました。わかってくれたかな?
電気とエネルギーのことを子どもたちに体感してもらい、帰宅した後も親子で話し合えるような電気教室になったと思います。子どもたちの楽しそうな様子を見られただけでも大成功でした。
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。(森田)
(この事業はパルシステム千葉NPO助成基金の助成により運営されました。)