■パネルディスカッションで討論
9月28日、幕張メッセで開催された「エコメッセ2013 in ちば」でパネルディスカッション「千葉から広げる自然エネルギー」が開催されました。主催は、自然エネルギーを広めるネットワークちばとエコメッセちば実行委員会。
司会の長谷川弘美さん(ちば市民放射能測定室「しらベル」)、エコメッセちば実行委員会の斎藤清さんの挨拶の後、各パネリストから発言がありました。
環境エネルギー政策研究所主席研究員の松原弘直さんからは、豊富な図表とグラフを使い、日本と千葉県の再生可能エネルギーのポテンシャルについて詳しい報告がありました。
千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役社長の馬上丈司さんは、千葉大生とともに立ち上げた大学発ベンチャーで、自然エネルギー・省エネルギーのコンサルティング事業を行っていることを報告。
オーガニック・エナジー・プロジェクトの浅井英朗さんは、農業と太陽光発電を両立させるソーラーシェアリングを紹介しました。
大多喜町環境水道課課長補佐の三上清作さんからは、大多喜町が進める面白峡小水力発電事業についての説明がありました。
株式会社自然エネルギー市民ファンドの加藤秀生さんは、市民ファンド方式で建設された風力発電所について報告しました。
また、コーディネーターは自然エネルギーを広めるネットワークちば代表で、NPOえねちば代表理事の森田一成が務めました。
会場からの質疑応答も含め、千葉から自然エネルギーを広めるための熱心な討論が行われました。
■自然エネルギーゾーンで展示
えねちばは昨年に引き続き、ブース出展も行いました。出展内容は(1)創立から今までの活動をパネルにして展示、(2)書籍『自然エネルギー白書』と『地図で読む再生可能エネルギー』の販売、(3)自作ピコ水力発電システム「たまピコ」の実演・展示を行いました。
今年は、自然エネルギーを広めるネットワークちばに参加する団体が集まり、「自然エネルギーゾーン」をつくって展示を行いました。
とても慌ただしい1日でしたが、スタッフの皆さん、遊びに来てくれた皆さま、ありがとうございました。(森田)