4月21日、トレジャーリバーブックカフェにて、エネルギー・カフェ「電気と暮らし、省エネのこと」が行われました。NPOえねちばの2013年度事業の第1弾です。
このエネルギー・カフェは、カフェでお話をするようにエネルギー問題を気軽に語り合うことをコンセプトに企画されたもので、今回は初回ということもあり、基本的な電気の知識から始めました。
チューターはえねちば理事でエネルギー戦略開発部長の川本俊司さん。(川本さんの気合の入った資料は
こちらからダウンロードできます。)この日、プロジェクターの動力のための電気は、川本宅のベランダで太陽光発電で充電されたものを使用しました。
太陽光発電で充電されたバッテリーと“ゆず”
エネルギーの単位など、基本的なことから話は始まりました。たとえば、
1ジュール(J)とは、1N(ニュートン)の力が力の方向に物体を1m(メートル)動かすときの仕事である。
家庭のエネルギー消費量の話題では、暖房・給湯・厨房でエネルギーの62%が消費されていること、その事実から「住宅の断熱性」が重要なことなども指摘されました。
また、直流を提唱したエジソンVS交流を提唱したテスラの歴史のこぼれ話から、再生可能エネルギー普及のための全量買取制度の問題点まで、終了時間まで話が途切れることはありませんでした。
美味しいコーヒー・紅茶と、これまた美味しいケーキをいただきながらの語り合いは、とても充実した時間でした。(森田)
(※この事業はパルシステム千葉NPO助成基金の助成により運営されました。)