7月8日、
藤野電力さんの3人の技術者を招いて、ミニ太陽光発電システムワークショップin幕張が開催されました。主催は
いぬゐ郷、協力・自然エネルギー千葉の会、藤野電力。場所は幕張コミュニティセンターです。
参加者は太陽光発電キットを購入した人と見学者になりますが、双方が協力して組立を行います。
藤野電力の小田嶋電哲さん
ファシリテーターは藤野電力の小田嶋電哲さん。機材は、50Wのソーラーパネル、バッテリー(鉛蓄電池)、チャージコントローラー、インバーター、シガーソケットとそれを繋ぐ電線です。
組み立てていく作業そのものは結構簡単。まず、ソーラーパネルとチャージコントローラー(過充電防止のためのもの)を繋ぎ、次に電気を貯めるバッテリーに繋ぎます。
ソーラーパネルで生み出された電気は直流です。普通の家電を使うには直流を100Vの交流に変換しなければなりません。それがインバーターの役目です。また、直流のまま電気を使うためにシガーソケットにも繋ぎました。
雑誌『NINO'S』の取材もありました
ワイヤーストリッパーなどの慣れない工具に触り、丸型端子や絶縁スリーブを転がしながらのワイワイガヤガヤのワークショップは、3時間ぐらいかかりました。電線をバッテリーに繋ぐときは、火花が出て目が点になる人も。
パネルを窓に向けて充電を確認し、ランプが点灯したときには自然と歓声と拍手が飛び交います。笑顔が絶えないワークショップとなりました。
参加者は、「発電はけっして難しいものじゃない」「自分たちで発電システムは作れる」という実感を持ったことと思います。また同時に、電気のありがたさ、発電の歓びも味わったと思います。
発電キットを購入した人は、自宅に帰ってからも自家発電でPCや携帯電話などを動かす歓びをかみしめています。
今後のイマジネーションが拡がるワークショップでした。いぬゐ郷の笹淵さん、小田嶋さんはじめ藤野電力のお三方、すべてのワークショップ参加者に感謝します。ありがとうございました。(森田)
最後に全員で記念写真