大網白里第1市民発電所が復旧しました

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     今朝、ソーラーモニターから連絡があり、「発電状況を確認」したとのことです。ありがとうございました。(森田)


    大網白里第1市民発電所のソーラーモニター

    台風15号による太陽光発電所への影響

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      9月8日深夜から9日未明にかけて関東地方を襲った台風15号によって、千葉県内にある3ヶ所の太陽光発電所(大網白里第1市民発電所、九十九里まりん発電所、富津市民発電所)すべてが通信ストップとなりました。

      10日、3ヶ所を見て回りました。結論から言うと、3ヶ所ともまったく異常なしです。ビクともしませんでした。

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      大網白里第1市民発電所


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      九十九里まりん発電所


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      富津市民発電所


      九十九里まりん発電所の手作りフェンスが心配でしたが、全然大丈夫でした。唯一、アコーデオンカーテンが倒れていました。これは剛性が弱いので、しばらくして撤去します。

      当日は3ヶ所とも停電地域でした。県内を車で走り回りましたが、至るところで信号の点いていない交差点がありました。

      また、看板、フェンスの倒壊が目立ちました。使われなくなった工場跡地や空き家、空き店舗などに被害が大きいと感じます。人の手が入っていないと、こういう災害時に被害を大きくしてしまうリスクがありますね。

      あらためて台風の威力を感じました。また、所々のガソリンスタンドで長蛇の車列ができていました。台風から数日しか経っていないのに、ガソリン不足が発生しています。

      この光景も3・11を想起させます。

      そして、本日11日より九十九里まりん発電所と富津市民発電所が復旧(売電再開)しました。東京電力さんの復旧の努力に感謝です。

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      九十九里まりん発電所の9月11日の発電量(エコめがね)


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      富津市民発電所の9月11日の発電量(エナビジョン)


      ちなみに、大網白里第1市民発電所はまだ再開できておりません。周辺では、まだ停電の状況のようです。住民の方々のご苦労がしのばれます。(森田)

      長梅雨で太陽光発電量は…

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         6〜7月の梅雨の時期は、九州地方をはじめ西日本では豪雨が続くようになりました。昨年、一昨年は空梅雨だった南関東も、今年は長梅雨ですね。

         ここ最近の酷暑が嘘のような冷夏の気配がします。

         雨が続くと、太陽光発電量は当然下がります。九十九里まりん発電所の2019年7月前半の発電量の図です(エコめがねより)。

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         少し見えづらいですが、とにかく天気が曇と雨ばかりです。

         残念ながら、今年の7月はかなり成績が悪くなりそうです。なんとか後半に盛り返してほしいですね。(森田)

        南房総の土地視察

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           とある理由で南房総市の土地を視察してきました。

           面積は1万6,000m2と非常に広大です。うち1万3,000m2の地目が「保安林」なため、その部分は太陽光発電所の建設は事実上無理です。

           また、残りの3,000m2は「山林」なのですが、系統の容量から言って特高・高圧はもちろん低圧も難しいでしょう。(東京電力パワーグリッドに問い合わせないと正確にはわかりませんが。)

           ですので、この土地については太陽光発電所建設ではなく、別の形で有効に利活用できればと思います。

           今回視察のために日産レンタカーでリーフを借りました。いつもながら、電気自動車の加速は快適そのもの。自動運転モードも感動ものでした。

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           距離が距離だけに、電気はかなり食いました。ファミリーマートのクイックチャージャーで2回充電することに。

           1回30分だから計1時間かかっています。日産のディーラーにあるクイック・チャージャーは性能が良いので、もっと早く充電できるでしょう。(森田)

          2018年、3つの市民発電所の発電実績

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             こんばんは。NPOえねちばの森田です。

             2019年最初の書き込みが2月になってしまいました。すみません(汗)。

             3つの市民発電所の2018年1年間の発電実績を発表したいと思います。

             大網白里第1市民発電所(設備容量33.66kW)は年間合計40,260kWh発電しました(ソーラーモニター)。



             これによるCO2削減量は21,800kg-CO2/kWhとなります(省令による換算式で計算)。杉の木に換算すると1,557本になります。

             次に九十九里まりん発電所(設備容量69.96kW)ですが、85,265kWh発電しました(エコめがね)。



             CO2削減量は46,170kg-CO2/kWh、杉の木換算で3,297本です。

             富津市民発電所(設備容量59.99kW)は年間合計71,538kWh(エナビジョン)で、CO2削減量は38,737kg-CO2/kWh、杉の木換算で2,766本です。



             おかげさまで3つの発電所、すべて非常に順調です!(森田)

            月間発電量過去最高を記録

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               皆さま、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。2018年は気候変動にともなう猛暑と豪雨が顕著となった夏と言えます。

               西日本豪雨災害に被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復旧と復興を心よりお祈り申し上げます。

               大きな災害をもたらした今年の夏ですが、太陽光発電事業者にとってはフォローウインドとなりました。

               南関東ですと通常5月が一番発電量が大きいのですが、今年は7月が5月を抜いて月間発電量1位となりました。

               近年、関東で顕著になってきたカラ梅雨、猛暑の影響です。

               大網白里第1市民発電所は、5月の発電量4,234.7kWhに対して7月5,085.4kWhとなりました。

               九十九里まりん発電所は5月8,739.4kWhに対し7月10,528.7kWh、富津市民発電所は5月7,394.7kWhに対し7月8,176.8kWhの実績です。だいたい10〜20%増ですね。

               気象庁は、気候変動にともなって日本は降水量は増える一方、無降水日(晴れ、曇の日)も増えると指摘しています。

               引用します。

              気温の上昇に伴って、大気が水蒸気を保持する上限(飽和水蒸気量)は増加し一度の降水イベントでもたらされる降水量は増加するが、地表面からの蒸発散により水蒸気が補給される効率の変化は相対的に小さいため、次の降水イベントまでに水蒸気を補給するのにより長い時間が必要になり、このため無降水日数は増加する可能性が指摘されている。

              『地球温暖化予測情報 第8巻』より
              http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/GWP/Vol8/pdf/all.pdf


               ちなみに3つの発電所ともに連係開始以降、今年の7月が月間発電量過去最高になっています。(森田)

              九十九里まりん発電所のフェンス工事

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                 4月14・15日、千葉県山武郡九十九里町にある市民太陽光発電所「九十九里まりん発電所」の金網フェンス工事を行いました。

                 金網は30メートルで5.1メートルの伸縮式門扉を取り付けます。

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                 工期はゆとりを持って2日としました。作業人数は4人。

                 1日めは支柱立てです。簡易な基礎をコンクリートで作ったので、翌日まで養生させます。

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                 2日めは金網の取り付け。門扉は両端には金属製の杭を打ち込み、固定させます。

                 天候を睨みながらの作業となりましたが、みな怪我もなく、大きなトラブルもなく無事終了しました。(森田)

                3つの市民発電所の2017年発電実績

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                   こんにちは。

                   2017年が終わったので、3つの市民発電所の1年間の発電実績を発表したいと思います。

                   まず大網白里第1市民発電所(設備容量33.66kW)ですが、年間合計40,503kWh発電しました(ソーラーモニターによる)。

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                   これによるCO2削減量は22,276kg-CO2/kWhとなります(省令による換算式で計算)。杉の木に換算すると1,589本になります。

                   次に九十九里まりん発電所(設備容量69.96kW)ですが、86,291kWh発電しました(エコめがねによる)。

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                   CO2削減量は47,460kg-CO2/kWh、杉の木換算で3,390本です。

                   富津市民発電所(設備容量59.99kW)は2017年3月1日連係ですので、1年間フルではなく10ヶ月の稼働ですが参考値としてお知らせします。

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                   発電量は62,045kWh(エナビジョンによる)で、CO2削減量は34,124kg-CO2/kWh、杉の木換算で2,437本です。

                   2016年と比較すると、7月の発電量が順調ですね。カラ梅雨を反映しているのでしょう。逆に、8月半ば以降の落ち込みが目立ちます。

                   おかげさまで3つの発電所、すべて非常に順調です。より詳細なデータが見たい方は、大網白里第1市民発電所のみ公開しておりますので、こちらをご覧ください。(森田)

                  ドイツでの再生可能エネルギー地域事業視察報告(番外編)

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                     今回のドイツ再エネツアーは正式名称を「ドイツ、地域で花咲く『エネルギー供給事業』視察」といいます。旅行企画は日本再生可能エネルギー総合研究所(北村和也代表)、実施が近畿日本ツーリスト(株)です。

                     本編の視察報告とは直接関係ありませんが、今回のツアーのこぼれ話を少し。

                     出発日の10月24日、京成電鉄で早朝成田空港に到着。気持ちが前のめりになっているせいか、集合時間の30分以上前に着いてしまいました。ツアー団の中には、空港周辺のホテルに前泊をされた方もいらっしゃったようですが、こういうとき千葉県在住は有利ですね。

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                     さて、チェックインというときに、まさかのトラブル発生! な、ナント、期限切れの古いパスポートを間違って持ってきてしまいました!

                     脇の下から悪い汗が吹き出します。近畿日本ツーリストの方がルフトハンザ航空に掛け合ってくれました。そうすると、奇跡的に羽田空港午後発に空席があり、それに差し替えてもらうことに。

                     ツアーは成田からフランクフルト空港へ飛び、そこでトランジットしてチューリッヒ空港へ行き、そこからチャーターしたバスでジンゲンに向かいます。私は単独で羽田からフランクフルト空港まで飛び、そこから電車を乗り継いで宿泊地ジンゲンまで向かうことになりました。

                     12時間かけてフランクフルト空港に到着。いきなり入国審査のゲートがわからず右往左往します。たまたま見かけた日本人に聞き入国審査となりますが、ツアーから一人はぐれた私は返答がしどろもどろ。ドイツ語の話せる日本人の方に手助けしてもらって、なんとか入国。本当に「初めてのおつかい」状態です。

                     フランクフルトでは鉄道のチケットはすんなり買えました。マンハイムとシュツットガルトの2回乗り換えさえ間違えなければ、無事ジンゲン到着です。

                     「瓶ビールでも買って飲みたいな」と思いつつも、乗り継ぎが忙しくて諦めていたのですが、マンハイムからシュツットガルト行きの電車の中で車掌さんが飲食のメニューを配っています。おぉ、ビールが飲める!

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                     500mlくらいあって、1.6ユーロ。約190円です。さすがドイツ、ビールが安い。日本の新幹線でもそうですけど、電車の中で飲むビールが美味いのはなぜなんでしょう?

                     そんなこんなでドイツ最後の日の10月30日。15:20にミュンヘン空港を発つまで自由時間ですが、ホテルを12時には出なくてはならず、そんなに余裕はありません。

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                    夜のミュンヘン。東京以上に雑然としている


                     最初はダッハウ強制収容所跡地に行きたいと思っていたのですが、かなり遠くて断念。

                     第2候補はミュンヘン・オリンピックの跡地、オリンピアパークです。ミュンヘンといえば1972年のオリンピックが有名です。私も子どもながらにテレビにかじりついていた記憶があるのですが、何といっても「ミュンヘンオリンピック事件」が衝撃的で頭から離れませんでした。パレスチナ武装組織「ブラック・セプテンバー」によるイスラエル人選手誘拐・殺人事件です。

                     オリンピアパークに行けば記念碑ぐらいあるかな、と思ってホテルから徒歩で向かったのですが、iPhoneの調子が悪くGoogle Mapが使えず、自分がどこにいるかもわからない状態なので、途中で引き返しました。残念。

                     その後は羽田空港に無事帰国。日本の湿気の多い懐かしい空気に触れながら、ツアー団は解散しました。再生エネ総研の北村さん、近畿日本ツーリストの四谷さん、本当にお世話になりました。(森田)


                    おまけ・ノイシュヴァンシュタイン城の馬車

                    ドイツでの再生可能エネルギー地域事業視察報告(その5)

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                       10月28日は、ZAEバイエルン社とシュタッドヴェルケ(都市公社)への支援を行っている株式会社テューガ社に訪問します。

                       ZAE社は一言で言うと「研究と事業の橋渡しをする企業」です。研究・実証を行いつつ、現実の事業にも乗り出しています。

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                      ジェンス・ハウチ博士


                       オフィスは工業団地(?)の中にあります。佇まいは大学の研究機関のようです。報告者はジェンス・ハウチ博士です。

                       近年研究・実証しているプロジェクトは、電気の貯蔵、パワートゥーガス(再エネの電気で水素を作ること)、熱の貯蔵、パッシブハウス(極力エネルギーを使わない住宅)の冷暖房などです。

                       とくに気になったプロジェクトを2つご紹介します。

                       1つは地中熱を利用した線路の凍結防止策です。日本でもそうですが、ドイツでは冬に線路の連結部等が凍結してしまうトラブルが発生します。それを回避するものなのですが、構造は非常にシンプルです。

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                       当該部分の下の地面を暖かくなるところまで掘り進み、金属で繋ぐだけです。地中熱が金属を伝わり、凍結が防止されるわけです。ジェンス博士によれば5℃あれば良いとのことです。

                       もう1つがゼオライトを使用した熱貯蔵システムです。ゼオライトという物質には、熱を貯める特性があります。まずゼオライトに熱を加えると同時に脱水します。その状態のゼオライトに水を加えると発熱します。

                       この反応を化学蓄熱と呼びますが、熱エネルギーを化学エネルギーに変換し、また熱エネルギーに戻すということです。このことによって、熱の貯蔵と運搬・移動が可能になります。

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                      熱の貯蔵・運搬を説明するジオラマ


                       「ドイツでの再生可能エネルギー地域事業視察報告(その2)」では、「熱エネルギーは地産地消にならざるを得ない」と説明しましたが、熱の貯蔵・運搬が可能になれば、熱利用はさらに広がります。

                       実際にZAE社では、巨大ボイラーで大量の落ち葉を燃やし、その熱を貯蔵槽に閉じ込め、タンクローリーで運ぶという実証実験を行なっています。

                       また、ゼオライトを組み入れて温水を作る食洗機も開発しています。従来のものより大幅な省エネルギーが実現できるということです。

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                      ゼオライト入り食洗機の概念図


                       午後は株式会社テューガを訪問します。テューガについては(その2)でも触れました。

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                       プレゼンは、クリストフ・カーレン氏が行います。テューガ社は100にのぼるシュタッドヴェルケに資本参加していますが、主に次の4つを各シュタッドヴェルケに指導しているそうです。ゞチ萠呂慮上、電気の託送料金引き下げ、デジタル化、ね∩も含む脱CO2。

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                       エナギーヴェンデという再生可能エネルギー100%への道を進むドイツでは、再エネだけではどうしても足りなくなる電力をどうするか議論を進めています。とるべき道は3つあります。_柔佛確舛糧電所を残す、電気を貯蔵する、需要を変化させる。

                       ,話噂磴箆辰任垢、これだと再エネ100%ではなくなります。メルケル政権は原発がなくなる分、化石燃料の発電所を新設しようとしているらしく、論争になっているそうです。

                       △發垢飴廚い弔ことですが、蓄電池での電気の貯蔵というシステムは、現段階ではコストが高いのが実状です。国家的プロジェクトIRENEの結論もそうなりました。

                       そうすると、の需要を変化させることが一番合理的ということになります。これはスマートグリッド+電気製品のIT化によって、たとえば電力需給が逼迫したときに、電力会社(供給側)が需要家の電気製品をコントロールして(エアコンの温度を変えるなどして)需要と供給を一致させるなどです。

                       クリストフさんは「日本が今後再エネ100%の道を進むのならば、再エネの効率化、蓄電池、送電網などトータルのデザイン=エネルギー・マーケット・デザインを考えてほしい」と強調しました。(続く)


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